Raspberry PiにSwapファイルを作成する
どうも,筆者です.
何度も調べていて,すぐに忘れるので,swap ファイルの作り方を記録しておく.
前提
以下の内容を前提とする.
- raspberry pi に raspbian がインストール済みである.
- /mnt/hdd_storage に外付けHDDがマウント済みである.
dphys-swapfileの無効化
まずは,raspberry pi インストール時に有効になっている swap 領域を無効化する.
sudo swapoff --all sudo systemctl stop dphys-swapfile sudo systemctl disable dphys-swapfile systemctl status dphys-swapfile
こちらの情報は,以下のサイトを参考にした.
swap ファイルの作成と有効化
次に,swap ファイルを作成する.今回は,8 GB のファイルを作成する.また,作成後に,有効化を行う.
# 作成するパスまで移動 cd /mnt/hdd_storage # swap ファイルの作成:1 MB のブロックを 8192 個作成するので,合計で 8 GB の領域となる. sudo dd if=/dev/zero of=/mnt/hdd_storage/swap8GB bs=1M count=8192 # # しばし待機... # # 権限を変更する sudo chmod 600 /mnt/hdd_storage/swap8GB # swap 領域を作成する sudo mkswap -f /mnt/hdd_storage/swap8GB # swap 領域を有効にする sudo swapon /mnt/hdd_storage/swap8GB # 確認 free -h # total used free shared buff/cache available # Mem: 973Mi 238Mi 33Mi 49Mi 701Mi 623Mi # Swap: 8.0Gi 0B 8.0Gi
こちらの情報は,以下のサイトを参考にした.
起動時に有効化されるように設定
/etc/fstab に登録し,起動時に有効化されるように設定する.
# /etc/fstab の末尾に以下を追記 /mnt/hdd_storage/swap8GB swap swap defaults 0 0