作業中のメモ

よく「計算機」を使って作業をする.知らなかったことを中心にまとめるつもり.

数式表示とその動作確認

日頃,数式を入力することが多いが,ここにも数式を書く可能性を考えて,環境を整えておく. といっても,いつの間にか,はてなブログでは, {\LaTeX} が使えるようになっているらしいので,表記にしたがってそのまま書いてゆく.

書き方

書き方はいたって簡単で,

[tex: { \displaystyle
ここに数式を書く
}]

で表示することが出来る.よく分からないが,上手くいかないときがあるらしい.そのときは,

<pre style="border: none; font-size: 100%;">
[tex: { \displaystyle
ここに数式を書く
}]</pre>

とすれば良いらしい.

サンプル数式

正規分布

正規分布確率密度関数を書いてみる.

 { \displaystyle
  f(x) = \dfrac{1}{\sqrt{2\pi}\sigma} \exp{\left( -\dfrac{(x - \mu)^{2}}{2\sigma^{2}} \right)}
}

上手くいった.

テイラー展開

では次に, {e^{x}}テイラー展開をやってみる.

 { \displaystyle
  e^{x} = \sum_{n = 0}^{\infty} \dfrac{x^{n}}{n!}
}

これも上手く出来た.

変動係数

最後に,変動係数を表記してみる.ここで, {\boldsymbol{x} \in \mathcal{R}^{N}} は,観測データである.

 { \displaystyle
  C.V. = \dfrac{\sqrt{\dfrac{1}{N} \sum_{i = 1}^{N} \left( x_{i} - \dfrac{1}{N} \sum_{i = 1}^{N} x_{i} \right)^{2}}}{\dfrac{1}{N} \sum_{i = 1}^{N} x_{i}}
}

予想通り,分数になると,数式がつぶれてしまったので,\sum の後に「\limits」 を追加(\sum\limits の状態)して,再度描画すると,

 { \displaystyle
  C.V. = \dfrac{\sqrt{\dfrac{1}{N} \sum\limits_{i = 1}^{N} \left( x_{i} - \dfrac{1}{N} \sum\limits_{i = 1}^{N} x_{i} \right)^{2}}}{\dfrac{1}{N} \sum\limits_{i = 1}^{N} x_{i}}
}

となる.とりあえず,普段使っているもので正しく描画出来るので,満足.後は,イコールを揃えたりすること位か.

参考サイト

はてなブログにLaTeXで数式を書く (Markdown記法用) - 余白の書きなぐり

はてなブログでtex記法を使うときのメモ - minus9d's diary